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サザンショックでアミューズ株急落

 人気バンド「サザンオールスターズ」の無期限の活動休止が明らかになった19日、“サザンショック”が業界を襲った。所属する芸能プロ「アミューズ」の株は前日比201円安の1819円と急落。1月16日の1870円を超える年初来安値を記録し、所属レコード会社「日本ビクター」も前日から15円安とこちらも値を下げた。一方で、全国のレコード店からCDなどサザン関連の商品の注文が殺到する現象も。当分、余波は続きそうだ。

 国民的人気バンドの活動休止発表は、あらゆる方面に大きな影響を及ぼした。

 株式市場もすぐさまに反応。アミューズ株は、出来高35万7400株で普段の10倍以上に。株価の終値は、前日比201円安の1819円と急落し、1月16日の年初来安値1870円を更新する結果に。一時は、前日比225円安の1795円まで値を下げる場面もあった。また、日本ビクター株も、前日から15円値を下げ230円に。これに対して、アミューズ広報部は「きょう一日の出来高、株価を見ると、きょうの報道のインパクトは大きかったと思います。ただ一過性のものだと思っています」とコメントした。

 一方で、日本ビクターには、販売店からCDのバックオーダーが殺到。こちらは大盛況で、通常数件か数十件という企画アルバム4作品「バラッド ’77~’82」、「バラッド2 ’83~’86」、「海のYeah!」、「バラッド3~the album of LOVE~」の合計オーダーが、この日だけで数千件にも上った。シングルやオリジナルアルバムのオーダーも急増しており、「普段じゃあり得ないこと」(関係者)と、予想を上回る反響に驚きを隠せない様子だった。

 この日、ホームページ(HP)上で正式に活動休止を表明したサザン。HPには、アクセスが殺到した模様で、関係者は「HPは(一日の)過去最高のアクセスを数えたのではないか」と話している。なお、ファンクラブ、レコード会社に複数の問い合わせがあったが、大半は「具体的にどのくらいの期間、活動休止するのか」という内容で、大きな混乱はなかった。

 あるゆる方面に絶大な影響力を持つサザン。活動休止はすでに社会現象になっている。
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