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藤木直人、初主演舞台が開幕 忠臣蔵を大胆アレンジ

歌手で俳優・藤木直人の初主演舞台『冬の絵空』が6日(土)、大阪・サンケイホールブリーゼで初日を迎えた。初舞台でもある藤木は、初回公演後に「意外に落ち着いて舞台に上がることが出来ました。カーテンコール、お客さまからの温かい拍手がとても嬉しくて感動しました」と充実した様子でコメントを寄せた。
忠臣蔵の史実を大胆にアレンジした同作は、元禄の江戸を舞台に士農工商の社会でもがく人々の業と悲恋をドラマティックに描く。藤木はニセの大石内蔵助として江戸の町を暗躍することになる、人気歌舞伎役者・沢村宗十郎役を長髪に着流しといういでたちで熱演。また大石内蔵助を劇団☆新感線の橋本じゅん、宗十郎の恋人おかる役を中越典子、豪商・天野屋利兵衛役を生瀬勝久が演じる。

 終演後はスタンディングオべーションのなか4回に及ぶカーテンコールに笑顔で応え、藤木は「千秋楽まで悔いのないように、足を引っ張らないように精一杯頑張ります」とコメント。16日まで同所で上演後、今月19日~21日に名古屋、23日に広島、25日に福岡をまわり、来年1月12日~2月1日まで東京・世田谷パブリックシアターで上演される。

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